慶大を88年3月に卒業、ボストンで英語学校へ通い、大学院へ入るのに必要な英語の試験を経て、経営学修士課程へ進む。力を入れたのは父が挙げたマーケティングよりも、コストを分析して予算を抑える管理会計。のちに、ハウス食品で不採算事業を見直すときに役立った。
英語入試を導入する狙いを前出の藤田さんは「豊島岡女子学園のような上位校に進学する生徒は理系志望が多いが、最近は海外大に進む生徒も増えているので、そこをもっと強化していこうとしているのでは」と分析する。